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覚醒レベル [願望実現]



創造物とは、それぞれの密度で形成されたさまざまな世界が一連につながったものである。あるいは、それぞれの周波数帯域で振動するさまざまな「次元」の現実が集まったものである。こうした全ての世界(次元)は、同じ「空間」を共有しており、静寂・不動の「空」そのものも同じ「空間」にある。

少なくとも、一つの言い方として、そういう言い方ができるということである。より正確に言えば、我々が創造物と呼んでいるものは、連続していて継ぎ目のないエネルギー場であり、「次元」とか「層」といった錯覚を認知しているのは、他でもなく観察者なのである。

例えば、人間の形態を持つ存在は、「可視光線」という周波数の範囲だけを見ている(観察している)。猫など多くの動物は、もっと広範囲の可視領域を持っているため、人間には見えないものが見える。それをもって猫は「異次元」を見ることができると言えなくもないが、実際には、同じエネルギー場でより多くのものを見ているだけのことである。このエネルギー場は、多くの密度(同じ空間を共有しているのであって、階層的に積み上がっているわけではない)から構成されており、その内のどの密度の範囲を解読するかによって「世界」の認識が創造される。その「世界」が存在しているのではなく、観察者によって、「世界」が存在しているかのような状態が創られているのである。

密度場は情報に過ぎず、我々が解読する密度が、我々にどんな情報が利用可能になるかのレベルを決定する。我々がアクセスできる周波数は高いほど、より多くの情報が利用可能になり、「覚醒」も容易になる。人類を操作する者たちは、我々が解読可能な周波数の範囲を狭くすることで、情報を限定し、覚醒を制限して、我々を無知なままにしたいと願っている。これこそが人間(の形態)を遺伝子的に工作する計画の主たる動機である。ごく単純化して言えば、静寂・不動の「あるもの全て」(根源)があり、その創造物として「密度」とか「次元」と言われる連続した周波数帯域がある。これらの密度は、波形の構造物(非物質)であり、多くの密度には、何らかの肉体のような「乗り物」を通じて解読され、表に現れるホログラムの「物質」レベルがある。これらは、いわば異なる「生物種」である。また、さまざまな「物質世界」は、さまざまな密度でもあり、我々がいるこの現実よりも、ずっと「固形」度が低い(密度が低い)ことがある。

「あるもの全て」のさまざまな側面が、こうした密度(世界)を経験することで、「あるもの全て」は自らを経験することができる。我々が知っているような意味での形がない純粋な意識の領域もあれば、我々が「物質」と思っているような意味での形がない純粋な意識の領域もあれば、我々が「物質」と思っているような密度の高い次元もある。私は、この我々の世界(我々が解読する範囲の周波数)の事を「第三密度」と呼んでいる。それと近接する世界で、別の共振に合わせて振動しているのが、「第四密度」と呼ばれる領域であり、「アストラル界」と呼ぶ人もいる。

大事なのはこうした名称ではなく、陰謀は、可視光線の範囲外(極めて近接しているが)の密度から画策され実施されていることである。我々が進歩して根源へと回帰するほど、密度の振動的な共振は増し、最後には静寂と不動の状態へと変容していく。そこで我々が「あるもの全て」を自覚する「故郷」に帰るのである。

この道理のことを「天国への階段」のようなものにたとえることができるだろう。つまり、自らの覚醒レベルを、有限から「あらゆる可能性」へ、自己への奉仕から全体への奉仕へと拡大することで、振動の階段を上っていくのだと捉えることもできる。自己から全体への拡大は非常に重要である。自らの覚醒を拡大していくと、自らを、錯覚である「部分」ではなく、全体と同一視するようになる。すると当然の成り行きとして、錯覚である個(自己への奉仕)から生じる利己ではなく、全体に役立つこと(他者への奉仕)へと関心は移っていく。第四密度というところは、依然として自己に奉仕するという状態がある世界の範囲内では、最も高度に進歩したところのようである。

世界の操作者たちは、その知的覚醒レベルを利用し、技術とエネルギー操作を通じて、その段階まで到達したわけであるが、それは彼らが他者への奉仕状態に移行するようになる前の段階として行き着くことができた限界でもある。実を言えば、彼らは自分たちの現実感覚、恐怖、支配欲(支配しなければならないという思い込み)に行き詰っており、それ以上、振動的に進歩したいという願望がない。ただ単に、絶えずつきまとう恐怖をやわらげるためだけに、より支配を強化したいと思っているのである。他の人間を支配したいという欲望、何かを支配したいという欲望は、全て恐怖と不安の現れであるが、彼らは恐怖と不安で疲れ切っている。だからこそ、支配することに夢中になっているのである。意識に目覚めた人は、他者を支配しようとは思わない。他者が自分自身であることを知っているからだ。

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