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硬直した固定観念 [真実]


無限の認識を妨げる高密度(石頭)になるな。

形態は異なれど、全てはエネルギーである。日本の科学者の実験で、身体が輝くことが示されている。放出される光は、一日を通じ、時間の経過とともに増減するという。5人の健康な男性が実験に協力し、3時間おきに20分間、真っ暗闇の中でカメラの前に胸部をさらした。身体の輝きは、午前10時が最も弱く、午後4時に最強となり、以降徐々に弱まっていくことが判明した。このエネルギー放出量の変動は、体内時計の原理と連動していると考えられている。他の全てと同様に心身もエネルギーであり、自由に流れること(開かれた心)もできれば、高密度で重くなること(閉ざされた心)もある。恐怖と頑固な思い込みほど、エネルギーを高密度にするものはない。

脳が固定観念に合致するように現実を濾過し、固定観念が居座り続けることが、「脳地図」を描くと現れる。陰から世界の出来事を操ろうとしている人々は、我々のマインドを狙っている。「思い込み」を求めているのだ。宗教であろうと政治思想であろうと、彼らにとっては固定観念なら何でもよい。固定観念さえあれば、我々が大局的に物事を理解することが阻止できる。そして、固定観念と固定観念を対立させることで、分断して支配することも可能になる。開かれたマインドで「無限の認識」意識的に接続されることは、支配者にとって最悪の悪夢である。だから、そうしたマインドを開くような覚醒に対しては、ありとあらゆる手段で抑圧するような社会の仕組みを作ってきた。固定観念は、脳の中で神経細胞が結合する状態として実際に見ることができる。神経細胞は認知の硬直性を示す電気的な蜘蛛の巣を形成しており、神経細胞は思い込みを表す順番に従って発火する。こうしたネットワークが「脳地図」と言われており、「一緒に発火し、一緒に結線された神経細胞」という言葉に要約されている。

デーヴィッド・シャインバーグは、思考はエネルギーの渦であり、固定化・硬直化しうると述べている。この渦は、神経細胞ネットワークにつながった別レベルのプロセスであり、神経細胞が繰り返し同じ順序で発火するように固定化する。こうした硬直化した高密度の渦が、硬直的で柔軟性のない考え方、固定的な現実認識の正体ではないかとシャインバーグは言っている。

また、反対方向もあり、固定的な考え方が、高密度の渦と硬直的な神経細胞ネットワークを作り出す。こうしたネットワークと低振動のエネルギー場(同じ思い込みをさまざまな形で表現)こそが、経路を塞ぎ、我々を五感の現実につなぎ止め、「無限の認識」への意識的な接続を阻害しているのである。これが思い込みに合致するように脳が情報を選択して構築する電気的・振動的な濾過プロセスのレベルである。具体的に言えば、同じグラスを見ても、グラスが半分空であると思う人もいれば、半分残っていると思う人もいる。何事もポジティブに採られる人もいれば、ネガティブに捉える人もいる、ということだ。

同じ順序で神経細胞の発火を繰り返す「脳地図」は、コンピュータで実行されるソフトウェア・プログラムに似ている。プログラムのコードを書き換えたり、ディスクを入れ替えたりしなければ、同じことが繰り返される。大半の人は変更したりしない。だから認識や行動が限定され、行動が容易に予測できる。我々がそうした硬直的な思考から脱すると、神経細胞の蜘蛛の巣はパチンと切れてしまい、新しい現実に則した別の蜘蛛の巣が形成される。そして、濾過プロセスも新しくなり、以前はアクセスされなかった別の可能性の領域が解読される。我々は、この変化を、「人生を変えるような出来事」とか、今までなかったような展望(好機)が急に開けた感覚として経験する。だが、この「好機」は、急に出現したわけではなく、「すべての可能性」にあるエネルギーの密集体の中には常に存在していたのである。脳がそれを読み込み、物質界の経験として出力することを、個人の思い込みが阻害していただけなのだ。

硬直的な思考と低振動状態(特に恐怖)は、我々のエネルギー場を振動の遅い高密度状態に落し入れ、「無限の認識」に対するファイアウォールを築いてしまう。あまり「頭脳明晰」でない人のことを{英語で}なんて言う?「デンス」{高密度という意味の他に、鈍いという意味がある}だ。

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